前回の記事では、2回線まとめて聞く方法についてご紹介しました。
なんといってもポイントはミキサーを導入することです。
(私が使っているミキサーはMaker hart Just Mixer S)
今回はweb会議で通訳をする際に使っているマイクをご紹介します。
【話す環境】
自宅でがっつり英日/日英・双方向通訳をする場合に
私が使っているスタメン・マイクはこちらです。
(Amazonが開きます)
2本持ってます。
通訳界隈では、使っている人が多いこちらのマイク。
・買いやすいお値段
・それなりに良い音質
・スイッチでON/OFF可能
と三拍子揃った良い製品です。
欠点はグースネックがまぁまぁ長くて収納するのにかさばること。
2回線使って通訳を提供する場合
これを各デバイスのUSBポートにつなげます。
図解。
やめとけばいいのに、懲りずに下手な手書きの図を載せているのは
せっかく買ったApple Pencil を使ってみたかったからです。
次に、
これも通訳界隈で評判の良い、オーディオテクニカ AT9931
(Amazonが開きます)
こちらはUSBではなくてオーディオ端子です。
パナガイドに挿して集音に使うのが、リアル現場での標準的使い方だと思います。
ですがオンライン会議に自宅等からはいると
オーディオジャックはイヤホンorミキサーに取られてしまいますよね。
なのでオーディオ分配用のアダプタをかませると使えます。
あるとき必要が生じて、
このようにつないで使ったことがあります。
まったく映えない、リアルな仕事中の様子で失礼いたします↓
オーディオ分配用のアダプタは
私が持っているのと同じではないですが、
こういう製品です。(Amazonが開きます)
例えば、リアル現場でパナガイドのレシーバーが足りないときに
これがあれば1台を5人位で共有してもらえます。
(ただしパナガイドはモノラルなので、そのへん要注意)
3.5mmのオーディオジャックをUSBに変換するアダプタも
見つかったので買ってみました。
(Amazonが開きます)
さっきのAT9931を、このアダプタをかませてPCに接続するとこうなります。
どんなマイクを使うにせよ
通訳者(ないし特定の人間の声)をひろうには
単一指向性のマイクが良いと思います。
部屋全体の音をなんでもかんでも拾うのではなくて
拾ってほしい音だけひろってくれるマイク、と言う意味です。
単一指向性と、対義語の無指向性については
オーディオテクニカのこちらのページをごらんください。
それから、
USB接続できるマイクで、通訳界隈でよく名前を聞く、
Blue Yeti Nanoっていうのがあります。
(Blueなんとかのシリーズで、Nanoじゃないのもあったかも)
某RSIを使うにはこれが指定機材の一つと聞いたことがあり(真偽の程は不明)
買おうかなと思って調べてみたことがあるのですが
それなりに高価(1万円台後半くらい〜)で、
わりとゴツくて大きそうなこともあり、購入には至らず
冒頭に紹介したFIFINE2台持ちとなりました。
もしどうしてもマイク指定の案件が来たら、買おうと思ってます。
(それじゃ遅いのかな。)
余談ですが、いちど、
1000円くらいのやっっすいマイクを買って使ってみたら
1日半で壊れました。
安物買いの銭失いとはまさにこのこと、
仕事道具にはそれなりに投資しないと。。と思わされた事案でした。
いままで書いてきたように
2回線で通訳する場合、マイクを2本使っているのですが
本当はこうしたいです。
マイクの入力先を切り替えるスイッチ。
これを使いこなしている通訳さんがいたら
ぜひどういう製品を使えばいいのか、ぜひ教えていただきたいです!
遠隔通訳関連の記事、ご好評頂いております!
こちら からリモート通訳の記事の一覧が見られます。
どうぞよろしくお願いします♪
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