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読んだ本の紹介⭐︎「世界一簡単なフランス語の本」

  • 執筆者の写真: Makiko Kaiser
    Makiko Kaiser
  • 2018年10月22日
  • 読了時間: 2分

更新日:2020年3月17日


読んだ本の紹介です。

中条省平著

「世界一簡単なフランス語の本」幻冬舎新書、2018年

黄色が印象的な表紙の新書です。

20年近く前の学生時代、外国語を学ぶ時は、いきなり文法から。というやり方が多かった気がします。入門書も、大学の授業の組み立て方も。

逆に近年は、いきなり会話から。というアプローチも見かけるようになりました。

私の感想としては、どちらも無理があると思います。

突然文法を学んでもつまらないし、何もインプットがないまま会話は無理です。

そんなニーズに応えてくれるフランス語の入門書が、

「世界一簡単なフランス語の本」だと思いました。

日本語ネイティブが、「フランス語に親しみが湧いて、

フランスの美術館で絵のタイトルの意味がわかる程度」

を目指す本書は、フランス語にカタカナのルビもふってあってとっつきやすく

(最初から発音の規則を覚えようとしても無理があると思います)、

「日本語ネイティブなんだからゆっくり行こうよ」という気分があふれていて、

気楽に読めてしまいます。

フランス語そのものを身につけるのが目的ではなく、

英語の仕事に生かしたいと思ってフランス語を(たまに)かじっているのですが、

それには十分でした。

日本語の日常に、結構フランス語由来のものってたくさんあるんだな、という気づきにもつながりました。

どんなに機械翻訳が発達しても、

外国語を学ぶことはもう一つの思考体系を手に入れること。

語学ってやっぱり面白いです。


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